デイサービスは看護師1人体制のところもある

デイサービスは看護師1人体制のところもある

看護師さんのなかで、病棟勤務をしたことがないという人はめずらしいと思います。たいてい、最初に入職するのも大きな総合病院の病棟ですよね。けれど、看護師の仕事は病棟勤務だけではありません。病棟のないクリニックや、最近は介護施設なども選択肢として広がっています。病棟以外の職場ってどんな感じなのか、経験者に訊いてみました。


日勤のみのデイサービスに勤務中

30代、夫と子どもありの女性看護師です。子どもが小さいので日勤のみのデイサービスに勤務しています。ほかにも病棟勤務を5年、クリニックでの勤務経験もあります。職場は、夜勤がないことのほかにも、自宅から近いことと、時間の融通がききやすいということも選ぶときのポイントになりました。

デイサービスの勤務内容は

1日型・半日型・機能訓練特化型などデイサービスにも色々種類がありますが、1日型の場合、ご利用者様が来所されたら順次血圧と体温を測定し、ご利用者様がそろわれたら朝礼があります。その後、入浴希望の方は順次入浴し、入浴されない方は室内でレクリエーションをされて過ごされます。

入浴は看護師が浴室まで入って介助する施設もありますが、ほとんどが外介助と言って入浴後のご利用者様の全身観察と更衣の介助をすることが多いようです。また、必要な方は軟膏処置やストマのパウチ交換などもします。その後、レクリエーションの続きを行い、昼食の時間となります。昼食前には血糖測定・インスリン注射や食前内服の介助をします。昼食中は食事介助と、経管栄養の方の処置に入り、食後は再度内服介助があります。

午後は少し休まれたあと体操をする施設が多く、看護師は機能訓練指導員を兼任していることもあるので体操や個別機能訓練を実施します。病棟と異なり、介護は介護士さんが行い、それ以外の薬関連・創傷の処置や注射、経管栄養などを中心に看護師が実施するイメージです。

利用者様の多くは車で送り迎えしており、来所・退所時間もほぼ決まっており、急変などがない限り残業になることも少ないです。また、一部宿泊可能なデイサービスもありますが、基本的に夜勤はありません。

医療知識があるのが自分1人ということも

デイサービスは病棟と違い、科で区切っているわけではないので様々な疾患をお持ちの利用者様がおり、幅広い知識と技術が身につきます。ただ、看護師1名体制の場合は施設内に医療知識があるのが自分だけということもあり、判断に迷うことがときどきあるのがしんどいですね。病棟などである程度勤務経験があり、幅広い知識を持っている人でないと、勤務はちょっとつらいかもしれません。

それでもやはり、ご利用者様から感謝のお言葉をいただけることがあると嬉しいです。
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